シンガポールで働くことになったけど、いつが祝日なのかよくわからない。
シンガポールに旅行に行くから、シンガポールの祝日について知りたい
シンガポールに慣れていないと、いつが祝日なのかよくわかりませんね。この記事では、シンガポールの祝日の調べ方を説明します。
結論
シンガポールの正確な祝日情報を知りたい場合は、シンガポール人事省 (MOM: Ministry Of Manpower) の公式ウェブサイトで確認することができます。
https://www.mom.gov.sg/employment-practices/public-holidays
2024年のシンガポールの祝日は以下の通りです。
シンガポールの祝日の時期は年によって結構違う
日本では、大体、毎年同じ日か同じ時期が祝日になりますが、シンガポールの祝日は年によってかなり時期が変わります。例えば、シンガポールでもっとも大きい祝日の一つであるChinese new year は、下記のように、1月下旬から2月上旬の間で年によって変動します。
Chinese new yearの時期
2022年:1 February 2022 – 2 February 2022
2023年:22 January 2023 – 23 January 2023
2024年:10 February 2024 – 11 February 2024
これは、Chinese new year が宗教歴(中国の太陰暦)によって決定されるからです。
毎年、時期が変動する祝日は以下のものがあります。
- 旧正月 (Chinese New Year): 中国の太陰暦に基づき、毎年異なる日付に設定されます。
- ハリラヤプアサ (Hari Raya Puasa): イスラム教のラマダン終了後に祝われ、イスラム暦に基づいて決まるため毎年変動します。
- ハリラヤハジ (Hari Raya Haji): イスラム暦に基づく犠牲祭で、こちらも毎年異なる日付になります。
- ディーパバリ (Deepavali): ヒンズー教の祝日で、ヒンズー暦に基づきます。
シンガポールは多文化・多宗教社会なので、いろいろな宗教歴が関係するんですね!
シンガポールの年間祝日日数
2024年のシンガポールの年間祝日日数は11日でした(ちなみに2022年、2023年も11日でした)。一方、日本は年間15~16日程度なのでかなり少ない印象がありますね。
ただ、シンガポールでは、自分にとって馴染みの深い祝日周辺で有休をとって、長い休みにしている人が多い印象です。
中華系の人はChinese New Year 周辺で2-3週間の長めの休みを取ったり~、という感じです。
私の職場では中華系・マレー系・インド系・日本人(私)が働いていて、ちょうど皆の長期休みの時期がずれているので、こころおきなく長期休暇を取っています。
シンガポールの祝日で注意すること
日本では、お盆・ゴールデンウイーク・お正月などの時期では、皆が一斉に休みに入るため、仕事の手続きなどではかなり気を使いますが、シンガポールでは、祝日が少なく短いのでこの心配はあまりありません。
ただし、中華系が7割を占めるシンガポールでは、Chinese new year 周辺で休みを取る人が多いため、この期間は様々な手続きが滞る傾向にあります。
さらに、Chinese new year は毎年、1月下旬から2月上旬の間で時期が変化するため、時期も注意が必要です。
私は家探しの時期とChinese new year が重なってしまったので、なかなか手続きが進まず、結構焦りました。
シンガポールの祝日を正確に知りたいときは
シンガポールの正確な祝日情報を知りたい場合は、シンガポール人事省 (MOM: Ministry Of Manpower) の公式ウェブサイトで確認することができます。
https://www.mom.gov.sg/employment-practices/public-holidays
2024年のシンガポールの祝日は以下の通りです。
選挙投票日は休日
この他の祝日として、シンガポールでは選挙の投票日当日は休日になることがあります。
例えば、シンガポール大統領選のため、投票日である2023年9月1日は、公休日になりました。またこの公示が行われたのは、投票日の約2週間前でした。
シンガポールでの選挙権がない私のような外国人労働者にとっては、いきなり休日が増えたので嬉しいニュースでした
ちなみに、シンガポールでは、投票日が休日になることもあり、投票率は93%台と大変高い投票率を誇っています。
日本でやったらいろんなところから不満が出そうですね・・・
まとめ
シンガポール人事省 (MOM: Ministry Of Manpower) の公式ウェブサイトで休日を確認しましょう。
https://www.mom.gov.sg/employment-practices/public-holidays
記事が何かの役に立てば幸いです