私は現在、シンガポールで外資系企業で現地採用で働いています。一方、新卒時のTOEICは300点台でした。
300点台ならエンピツを転がしても取れるはずですから、英語はほとんど何もわかっていなかったということです・・・
この記事では、現在、シンガポールで働く私がどのように、英語力を改善したのか、シンガポールで使う英語はどの程度なのかを解説します!
仕事で必要な英語レベル
「外資系でシンガポールで働いているならさぞかし英語が得意なのだろう」と言われることがありますが、私の英語は客観的にみてそれほど上手くないだろうと思います。
下記は、外資系企業に勤めるのに求められる英語レベルのアンケート結果です。
https://www.enworld.com/candidates/career-advices/foreign-job-change/point/english-level.html
このアンケートが示す通り、ビジネスレベルの英語が出来ればとりあえず仕事は出来ます。英語が上手いことに越したことはありませんが、将来、外資系や海外で働きたいと思っている方は、まずは、ビジネスレベルを目指しましょう。
仕事の英語はシンプルでいい
仕事では、英語で繊細な情緒を表現したり詩的な表現をしないといけない場面はありません。その点で、ビジネスレベルの英語はシンプルで、それほど難しくありません。
むしろあまりにこなれた英語表現は、読み手・聞き手にとっては難しすぎるかもしれません。どんな理由でいつまでに何をしたいか、明確に伝わればとりあえず問題ないでしょう。
自信がないときは翻訳AIに頼る
自分で書いた英語の文章や、英語の文章の意味に自信が持てないときは、翻訳AIを使って確認することも出来ます。
おすすめは、シンプルで使いやすい、DeepLです。Chatgptに翻訳を依頼してもいいと思います。
ほんとに便利な時代になったなあ!と思います
英語力がへたくそでも評価される場合
英語がへたくそでも、ある分野の技術的知識や特殊技能があると評価されます。例えば、
- 建設の技術的知識がある
- 金融の知識がある
- ある国の法的規制に詳しい
- サイバーセキュリティに詳しい
- プログラミングスキル、等々
企業がどのような経験・知識を求めているかは、求人の条件欄の部分に書いてありますので、いくつか読んで傾向を探ってみると面白いですね。
「こいつは英語へたくそだけど、こいつしか出来ない仕事があるんだよなあ」と思わせる何かがあると良いですね。
試験の点数は参考程度
私がシンガポールの現在の会社に入るとき、TOEICなどの英語の試験のスコアについては一切聞かれませんでした。
それよりも、私が以前、駐在でアジア諸国に勤務していた実績が評価され、「じゃあ、英語も大丈夫だね」という感じで決まりました。
特にTOEICについては、シンガポールでの知名度がなく、アピールしていたとしても、あまり刺さらなかったと思います。
TOEFLなら、シンガポールでも通じたと思いますが、シンガポールは、英語ができる人ばかりなので、TOEFL高得点というのも、やはりアピールとしては弱かったと思います。(私はTOEFLを受けたことがないので、どちらにしろ、アピールできませんでしたが)
新卒ならともかく、転職なら、英語以外になにかアピールできる点があるといいですね。
逆に、特殊技能があれば英語はへたくそでも大目に見てくれるはず
英語をビジネスレベルに引き上げる方法
英語を仕事で使う環境にするためにも、少なくともビジネスレベルの英語は必要ですね。ここでは、英語をビジネスレベルに引き上げる方法を紹介します。
なにしろ、私は新人時代、TOEIC300点台でしたから説得力があるのではないかと思います!
私の英語力の変遷
ちなみに私の英語力の変遷は、以下のような感じです。
- ぺとりの英語力変遷
- 25歳:TOEIC 300点台
30歳:TOEIC 865点
30代後半:シンガポールで現地採用にて勤務
30歳以降は、TOEICスコアを聞かれることもなくなったので、TOEICは受けなくなりました。今、受けたらもう少し良い点が取れるのではないかと思います(きっと)
オンライン英会話
私が英語学習で最も頼りにしているのは、オンライン英会話です。
特にDMM英会話は、もう10年以上やっており、今もやっています。ランクは【クリスタル】です。(ちなみに10年以上やっててクリスタルは、ぜんぜんすごくありません)
特に、DMM英会話で気にいっているのは【デイリーニュース】です。
毎日、4記事ほど、英語の記事がアップされるのですが、情報が早いし、日本の新聞が扱っていないような内容も含まれるので、読むだけでも楽しいです。
また、DMM英会話は、レッスン開始の15分前まで予約可能で、ちょっと時間が空きそうなときに予約できるため、気軽に受けることが出来ます。私は、職場でもちょっと空いた時間があればレッスンを受けています。
メールで英語を使う
仕事で、海外とのやりとりをするようになったのも、英語力向上に大きかったように思います。英語でペラペラしゃべるのは無理でも、メールを読んで時間をかけて返すことはできるようになってきたので、これで、英語と触れる時間が増えました。
駐在で英語を使う
英語がかなりマシになってきたのもあって、タイに駐在することになりました。タイではタイ語が話されていますが、仕事のコミュニケーションは英語で行っていましたので、英語はここでも飛躍的に向上しました。
おわりに
やはり仕事で英語を使うようになると、英語に触れる時間が飛躍的に増えるので、良いと思います。
記事がどなたかの役に立てば幸いです!