週末のちょっとしたお出かけ先として、意外と穴場なのが「消防署見学」!今回は、シンガポールの消防署(SCDF: Singapore Civil Defence Force)を家族で見学してきました。
子どもも大人も大満足の体験ができて、防災について学べる貴重な機会でした。
この記事では、見学の概要や予約方法、持ち物などをシェアします。
- シンガポールで妻・子供2人・ヘルパーさんの5人で暮らしています。
- 現在、現地採用でシンガポール勤務
- 過去に駐在員を経験
シンガポールの消防署は見学できる?
シンガポールの消防署では、一般市民向けに見学ツアーを実施しています。
このプログラムは無料で、誰でも参加できますが、事前のオンライン予約が必要です。
中でもFire Station Open House(消防署のオープンハウス)は毎週土曜日の午前9時〜11時に開催されており、家族連れにとても人気です。
オンライン予約
見学可能な施設
見学可能な施設には以下のような場所があります:
消防署の一般公開は、一般の方も直接見学することができます。下記の消防署では、土曜日の午前9時から9時50分までと、午前10時から10時50分までの2回、一般の方を対象としたガイドツアーを行っています。
- Central
- Alexandra
- Clementi
- Bishan
- Marina Bay
- Sentosa
- Paya Lebar
- Changi
- Tampines
- Kallang
- Yishun
- Ang Mo Kio
- Sengkang
- Punggol
- Jurong
- Tuas
- Woodlands
- Bukit Batok

オンライン予約時に見学を希望する消防署を選択します。私は家から近い消防署にしました。
持ち物
特別な持ち物は必要ありませんが、屋外を歩くこともあるので動きやすい服装・帽子・水分補給用の飲み物などがあると安心です。
- 水筒(屋外での活動があるので。暑いです)
- 日焼け止め(屋外での活動があるので)
- 帽子(屋外での活動があるので)
実際に行ってみた体験談
見学に行こうと思った理由
息子がサイレンカー(パトカーや消防車)が大好きで、消防車が通るたびに興奮していました。ですから、無料で消防署の見学ができると聞いたときは「早速行ってみよう!」とオンラインで予約をしました。
当日
当日の土曜日の朝、バスで消防署の近くまで行き、消防署へは歩いて入りました。私と同じように家族連れで消防署に来ている人がいたので、その人たちの後ろをついて行きました。
消防署の入り口では予約を確認され、赤い消防士の帽子(おもちゃ)をもらいました。
最初は、ミーティングルームに集まって以下当日の説明がありました。
当日のアクティビティ
- オープンハウスの紹介
- 緊急車両とその機能の紹介
- 防護服着用のデモ
- 様々な機器・器具の使い方のデモ
- 写真撮影
私たち以外にも5組ほどの家族が、見学に参加していました。
ミーティングでの説明が終わると外に出て、実際の機器・車両を使って消防士が説明をしてくれました。






感想
消防車や救急車を間近で見られたり、訓練中の消防士さんたちの姿を見学できたりと、大人も子どもも大興奮。
子どもたちはヘルメットやホースを触らせてもらえて、もう目をキラキラさせていました。
展示物や説明もすべて英語ではありますが、視覚的に楽しめるものが多いので、小さなお子さんでも飽きずに楽しめると思います。(もし少し英語がわかる年齢なら、「こういうとき何て言うんだろう?」という英語学習のきっかけにもなります!)
また、スタッフの方々がとてもフレンドリーで、写真撮影にも快く応じてくれたり、子どもに話しかけてくれたりと、終始あたたかい雰囲気だったのも印象的でした。
- 子どもが社会に興味を持つきっかけになる
- 英語環境での「リアルな学び」もできる
- 無料なのに体験型で満足度が高い!
- 家族の防災意識も自然と高まる
注意点
見学会の50分のうち、ほとんどの部分が屋外でのアクティビティになります。水筒・日焼け止め・帽子を持っていくと良いでしょう。
また、本物の機器を使って説明しますので、小さなおこさんは近づきすぎたり、許可なく機器に触らないように注意が必要です。
まとめ
お出かけ先に迷ったとき、ちょっとした週末のアクティビティとして、ぜひ候補に入れてみてくださいね。



無料だし、社会勉強になるしでとても有意義でした~