今、海外にいるけど、日本の携帯電話番号が必要になった
日本に帰らずに日本の携帯電話を契約する方法を知りたい
海外に住んでいても、日本の携帯電話番号が必要になることがあります。
この記事では、私が海外にいながらにして、日本の携帯電話を契約した経緯を紹介します。
あまり無いケースかもしれないけど、何かの役に立てばと思い、記事に残します!
海外にいても日本の携帯電話番号が必要な場面
私は、「使わないのに携帯代払いたくない!」と思い、シンガポールに来てすぐに日本の携帯電話を解約してしまいました。
しかし、その後、「日本の携帯電話があれば!」「解約するんじゃなかった」と思う場面が多々ありました。
具体的には、日本で使っていた、銀行や証券会社などのワンタイムパスワードを受け取れなくなってしまったのです。
番号をシンガポール(+65)のものに変えようとしても、「日本の携帯しか登録できません」というメッセージが出てしまいます。
ワンタイムパスワードが受け取れないので、銀行や証券会社の登録や設定を変更できなくなってしまい、大変困りました。
日本の携帯電話を解約するときはよくよく検討くださいませ・・・。
日本の携帯電話を契約する方法
さて、携帯電話代をケチって、日本の携帯は解約してしまった私ですが、やはり、日本の携帯電話が必要な状況になってしまいました。
通常、日本の携帯電話を契約するには、以下の方法があります。
- 直接、店舗に行って契約する(日本に帰る必要がある)
- オンラインで契約して、simカードを日本の住所に送ってもらう(日本の住所が必要になる、eSimでも同様)
このように、基本的に、日本の携帯電話を契約するには、日本に帰る必要があったり、日本の住所に送ってもらう必要があります。
しかし、私には、当面、帰国する予定がなく、日本に帰らずに契約できないかしらと方法を模索していました。
日本に帰らずに契約する方法
日本に帰らずに+81で始まる日本の携帯電話番号を取得する方法ですが、調べた限り、少なくとも2つ方法がありました。
- HanaCell(ハナセル)を契約する。simカードを店頭受取りするか、シンガポールの自宅配送してもらう。
- 楽天モバイルのオンライン本人確認を利用する(即日開通可能、ただし、eSim対応のスマートフォンが必要)
方法1:HanaCell(ハナセル)を利用する
HanaCell(ハナセル)は、日本人のためのアメリカ携帯電話サービスとして2007年にスタートし、2024年に17周年を迎えました。2018年に日本の空港での受け取りと世界各国へ無料配送を開始しています。
海外在住者の日本一時帰国SIMカードとして、ご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
私も、一度、一時帰国する際に1週間だけ利用したことがあります。
シンガポールで利用する際は、simカードをタンジョン・パガーの店頭で受け取るか、自宅配送するかを選択できます。
追記!
2024年1月現在、シンガポールでの店頭受取りサービスは実施していないようです(日本の空港での受取りは引き続き利用できる模様)
自宅配送の場合は、身分証明書のアップロードが必要です。
方法2:オンライン本人確認を利用する
楽天モバイルは、オンラインで本人確認を行うことが出来、eSim対応の携帯電話であれば、即日開通することが出来ます。
AIかんたん本人確認(eKYC)では、本人確認書類として、運転免許証か、マイナンバーカードが必要です。
eSIMとは?
eSIMは、スマホ本体にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMです。
eSIMはお持ちの携帯にあらかじめ埋め込まれていますので、普通のSIMカード(物理)のように、入れたり出したりするものではありません。
「お使いのスマートフォンの機種名」+ 「eSIM」で検索して、eSIMに対応しているか、確認してください。
オンライン本人確認がうまくいかない場合
私は、WEB経由でオンライン本人確認を申請しましたが、「予期しないエラーが発生しました」というメッセージが出て、なかなか申請が通りませんでした。
App storeから、楽天モバイルのアプリをダウンロードして、アプリ経由で申請したら、一発でうまくいきました!
結論
海外から日本の携帯電話を契約する方法として2つの方法を紹介しました。
私はこの方法で無事、日本からのワンタイムパスワードを受け取ることが出来るようになりました!
記事が何かの役に立ちましたら幸いです:)