シンガポールに来て丸4年が経ちました。
この記事ではシンガポールに4年住んでみた今の心境のまとめてみたいと思います。
これからシンガポールに来られる方、移住先をお探しの方の参考になれば幸いです。

シンガポール在住の方は読み物としてお楽しみください
- シンガポールで妻・子供2人・ヘルパーさんの5人で暮らしています。
- 現在、現地採用でシンガポール勤務
- 過去に駐在員を経験
Q&A
シンガポール移住について、Q&A方式にまとめてみました(質問はAIに考えてもらいました)
シンガポールに移住して、まず一番大きく変わったことは何?
日本との大きな違いを感じたのは、労働環境です。
日本でも同じ職種で働いていましたが、労働時間は半分くらいになったと感じています。そして給料は、1.5倍〜2倍くらいになりました。



ただ、給料が上がっても、物価が高いので貯金の進み具合は同じくらいです
このような違いは、私の環境のせいなのか、一般的な違いとして挙げられるのかはわかりません。ただ、これは要因の1つではないかと感じるのは、「従業員の管理方法」です。
日本では、部下が暇そうにしているのはあまり良いことではなく、何か仕事を与えないと「マネージャーが部下をうまく管理できていない」と捉えられてしまうことがありました。



だから、日本では仕事が終わっても忙しそうにしているフリをする必要がありました(笑)
一方、シンガポールでは(少なくとも私の周りでは)、成果さえ出していれば時間の使い方は何でもいいよ、という意識が強い気がします。
移住前に想像していたシンガポール生活と、実際に住んでみて違ったことは?
思っていたより、家賃と教育費はが高い。
- 家賃は、日本でいうところの3 LDK が50-80万円/月くらい
- 教育費は、インターナショナルスクールだと 50万円/月/人くらい



高すぎて、最初、学費は1年で50万円かと読み違えました。
家は、コンドではなくHDBにする、学校はシンガポール公立学校にするなど、低く抑える工夫はできますが、それでも、日本と比較するとびっくりするくらい高額だと感じています。
4年住んだ今でも「シンガポールは住みやすい」と思う?その理由は?
住みやすいです!
理由は以下の通り。
理由1: 外国人労働者の受け入れ体制があること。
シンガポールの労働者の3割は、シンガポール国外から労働に来ている外国人労働者です(日本は約3%)。このため、国として、外国人労働者の受け入れ体制が整っています。



個人的には、シンガポール移住手続きより、日本の賃貸契約の方が難しい・・・。
理由2: inclusive culture
また、シンガポール人も中国系、マレー系、インド系などさまざまルーツを持つため、「背景や文化が違ってもうまくやっていこう」という inclusive な姿勢を感じます。



特に、1年目はいろんな人に優しくしてもらいました(泣)
逆に、4年住んでも慣れないこと、不満に感じることは?
日本にいれば気軽に会える友達に会えなかったり、日本で開催されているイベントに簡単に参加できなかったりすることです。



シンガポールに限った話じゃないですけれど。
気候についてどう感じている?暑さや雨はつらい?
私は南国が好きなので、とても好き。
移住候補として、パリやバンクーバーも候補にあって実際行ってみたのですが、冬の夜が長くてちょっと無理かも・・・と断念しました。



ただでさえ移住で不安なのに、お日様まで見られなくなったらもっと落ち込みそうだと思い、南国に行きたかったのを覚えています。
治安や街の清潔さについて、日本と比べてどう?
街は日本の方が綺麗だと、感じる人が多いのではないかと思います。シンガポールはゴミのポイ捨てが罰金対象だが、実際はゴミは落ちているし、道路工事の仕上げも日本と比べると雑なので、日本の方が綺麗に感じる。
治安は、日本と同等かシンガポールがちょっと上に感じます。
- シンガポールでは監視カメラ(CCTV)が大量に設置されていて、悪いことをする気のない私にとっては「たとえ事件・事故があっても私の正当性はCCTVで証明できる」と思え、安心感があります。
- 日本ではよく駅で酔っ払いが喧嘩していて、怖いところだなぁと感じた覚えがあります。
食生活はどう?外食、自炊、日本食の手に入りやすさは?
予想以上に日本食が手に入りやすい。
ドンキなどで日本の食材を買える他、Fair priceなどでも、日本食材は豊富においてある、生食用卵もおいてあるので、たまごかけごはんも食べようと思えば食べられる。
日本食レストランもスシローから高級店まで、いろんな種類の日本食が食べられる。
すごい。
物価は高いと感じる?特に高いもの、逆に安いものは?
物価は高い!特に家賃と教育費!
逆に安いと感じるのは、ホーカーやコーヒー店(コピティアム)などでの飲食で、昼食は5ドルくらいでいろいろ食べられます。
住居についてどう感じる?家賃、広さ、設備、コンド生活など
家賃が高い。
広さは日本と一緒くらい?のものから選べます。
洗濯機・冷蔵庫などは大家さんの用意してくれたものを使っていますが、そんなに良いものではないです(日本で使っていたドラム式洗濯機は素晴らしかった)。
食洗機などもかなり工夫しないと置けないのも不満。
交通は便利?車なしでも問題ない?
車無しでも全然大丈夫です!
MRT(電車)とバスで、たいていどこでも行けるし、Grabやタクシーも使えるので、車が要るなと思ったことがありません。



私があまり車に興味がないのも要因かも
医療について、不便さや安心感はある?
外国人労働者の私には、シンガポールの皆保険は利用できないので、会社の保険とは別にプライベートの保険を買っています。
家族4人で年30−40万円くらい。
人間ドックなどは、シンガポールの病院に行っていますが、綺麗で何も不安はありません。
英語で説明されて、語彙がなくて半分くらいわからないことがあります(笑)



この間は、Stool kit(検便キット)がわかりませんでした
英語環境について、移住前と比べて自分に変化はあった?
英語を使うことが抜群に増え、日本語の使用頻度が減りました。
同僚も顧客も日本人でないので、仕事中は99%英語です。



たまに日本語を入力しないといけないときは、日本語キーボードではないので、パソコンの日本語切り替え方法から調べます
給与や税金など、お金の面ではどう感じている?
給与はどんどん上がり、所得税は小さい。嬉しいです。
年収2000万円だと、日本では所得税+住民税がだいたい700万円くらいになるはずですが、
シンガポールで年収2000万円だと、税金は200万円くらいで、500万円も差があります。




もちろん、この700万円には皆保険の保険料や年金など、自分に帰ってくるお金も含まれているので、簡単には比べられません。手取りが増えた分、自分で将来のために積み立てるなどの工夫が必要ですね。



私は「年金記録問題」などの事件から、自分のお金は自分で管理したいと思っています
シンガポールで資産形成しやすいと感じる?
どうなんでしょう?
給料が増えやすかったり、税金が安いというメリットがあるものの、家賃や教育費が高いので、結局消えてしまいます。日本の方が節約の工夫の余地があるかもしれません。
一方、子供のいない若者がガチるなら、シンガポールの方が良いかもしれません。運用で得た利益に税金がかからないのも素晴らしい。


子育て環境について、日本と比べて良いところ・大変なところは?
いろんなルーツを持つひとたちと接することができることが良いことであると思います。
一方、日本について詳しくなるのは難しいと思います。例えば、四季やそれに伴う心情を読み取ることなどは難しいかもしれない。
だから俳句などで情景を感じ取ることが難しくなるかも、という懸念があります。
家族で海外生活をすることで、良かったことは?
家に帰れば家族がいる、というのは本当に助けになりました。
失敗した!と思ったことでも、相談したら、なんてことないよ、と言ってもらえたり。
感謝です。
逆に、家族で海外生活をする難しさは?
特に慣れるまでは、家族のことにちゃんと気が回らないかもしれない。
特に、シンガポールに来たばかりで仕事のことも気になるというときは気をつけたほうがいいと思います。



働いている人は、日々、人と話すチャンスがありますが、家族はそうではないかもしれません


日本人コミュニティとの距離感はどう?
たぶん、とても狭いコミュニティだと思うので、悪いことをしないように気をつけたほうがいいと思います。



狭いコミュニティじゃなくても気をつけたほうがいいですね
たぶん、私も街で見かけられたりしていると思うので、気をつけます。
現地の人や外国人との人間関係は作りやすい?
日本はシンガポールの一番人気の旅行先で、日本に良い印象を持つ人は多いと感じます。



昭南島時代のことから悪い印象を持つ人もいる?かと不安でしたが、そういう話はあまり聞きません
また、日本の漫画、アニメはシンガポールでも大人気です。同僚は出張中、ずっとNARUTOの話をしてくれました。
だから、本人にやる気があれば、現地への人間関係は作りやすいと思います。
4年間で「シンガポールに来て良かった」と強く思った瞬間は?
日々、「シンガポールに来て良かった」と思っています。
シンガポールで働いている自分偉い!リスクをとって挑戦している自分かっこいい!日々、英語うまくなっている自分すごい!
と思って、自己肯定感をあげています。
シンガポールに住んで、自分の価値観はどう変わった?
シンガポールに来て、怒ることがなくなった。
日本では仕事で、怒ったり、嫌なことを言ったりする方がうまく物事が進むことがありました。自分も他の人からそれをされているので、そんなに変なことだとは感じていませんでした。
いろいろなことが「仕事だからしょうがない」で通ってしまっていました。
シンガポールにきて、そういう仕事の仕方をしている人をほとんど見なくなった。それで私も、怒ったりネガティブな感情を振りまいて仕事を進めることは、幼いことだと感じるようになりました。
ポジティブな姿勢でいることは、チームのコミュニケーションを活発にし、建設的な意見交換の場にしやすいと感じています。
逆に「日本に帰りたい」と思ったことはある?
働かずに住むだけなら日本は世界一いい国なのでは、と思っています。
- 日本はごはんがおいしい
- エンタメも豊富
- 都会も楽しめるし田舎も楽しめる
- 歴史的な遺物が残っており身近に歴史や文化に触れられる
だから、リタイアしたら日本に住みたいです。
もしもう一度4年前に戻っても、シンガポール移住を選ぶ?
はい。必ず選ぶと思います。
シンガポール移住は、私の成長に非常に重要な要素でした。
駐在という形ではなく、自分の力を認めてもらって海外で働き、暮らすことは長年の夢でした。
シンガポール以外の国も下見しましたが、結果としてシンガポールが私と家族には合っていたと感じています。
シンガポール移住に向いているのはどんな人だと思う?
向いていると思うのは、
- 明るい人
- 暖かい場所が好きな人
- いろいろな国の人と接したい人
- いろいろな料理を楽しめる人
- 日本のやり方にとらわれない人



逆に、お金がたくさんもらえるから!という理由だけで移住すると、そのうちつらくなるかもしれません。
現時点で、シンガポール移住の満足度を100点満点でつけると何点?その理由は?
100点です!
たまに困ったことも起こりますが、それも楽しんでいます。
日本と違う部分は、悪いわけじゃなくて違うだけ、と感じることができれば、そんなに嫌な気にはなりません。
シンガポールに来て人生変わったと思っているので、100点です!
楽しい移住ライフを!
いかがだったでしょうか?
もっと細かく書こうかなとも思ったのですが、どんどん記事が長くなってしまうので、今回はこのくらいにしました。
書ききれなかったことは、今後の記事で少しずつ書いていこうと思います。
この記事が、これからシンガポールに来る方や海外移住を考えている方の参考になれば幸いです。



記事がどなたかの役にたてば幸いです









