初めての海外生活におすすめ!シンガポールは日本人に住みやすい国

海外移住を考えるとき、どの国が自分に合っているのかは大きな悩みの一つです。治安や生活環境、食文化や言語など、日常生活に直結する要素は慎重に検討したいところでしょう。

その中で、シンガポールは日本人にとって非常に住みやすい国の一つといえます。安全で清潔な都市環境が整い、日本の食べ物も容易に手に入り、多民族社会ならではの寛容さも魅力です。初めての海外生活を検討している方にとって、シンガポールは安心して暮らせる候補地となるでしょう。

この記事では、シンガポールがなぜ日本人にとって住みやすい国なのか、その理由を具体的に紹介していきます。

記事を書いているのはこんな人
  • シンガポールで妻・子供2人・ヘルパーさんの5人で暮らしています。
  • 現在、現地採用でシンガポール勤務
  • 過去に駐在員を経験
目次

シンガポールの移住難易度

私はシンガポールに移住する前に、複数の国で駐在した経験があります。また、海外移住先の候補として、パリ、ロンドン、バンクーバー、ロサンゼルス、ニューヨークなども下見しました。

この経験を踏まえても、シンガポールは、日本人にとって世界一移住しやすい国の1つであると考えています。

個人的にはシンガポールに移住するのは、東京から沖縄に移住するくらいの難易度と思っています。

ここからは、シンガポールが日本人にとって移住しやすい国である重要な要素を解説していきます。

移民に理解がある

シンガポールは多民族国家であり、移民を受け入れる土壌があります。華人、マレー人、インド系、そして欧米からの外国人など、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が共存して暮らしています。

そのため外国人に対して排他的な雰囲気は少なく、英語も公用語の一つなのでコミュニケーションも比較的スムーズです。国全体が「多様性を受け入れる」文化を持っているため、海外生活初心者にとっても安心して暮らせる環境といえます。

第二次世界大戦中、日本がシンガポールを占領した過去から日本人がうらみをかっているのでは、と最初は心配しましたが、私はそういう気配を感じたことはありません。

また、外国から労働者を招くのが当たり前なので、ビザの発行や手続きも明瞭で非常スムースです。

Singpassというアプリを通して、ビザのステータスを証明できるため、民間の手続きもスムースに進めることが出来ます。

所得税が安い

シンガポールは生活費こそ高めですが、その分、所得税が非常に低いという大きなメリットがあります。

累進課税制度を採用しているものの、日本と比べて税率は抑えられており、最高税率でも22%(2025年時点)。

例えば、年収1,000万円程度であれば、日本の半分以下の税負担で済むケースも珍しくありません。社会保険料の負担も少ないため、可処分所得は日本より多くなりやすく、家計を支える大きな要素となります。高い生活費をカバーできるだけでなく、資産形成の面でもシンガポールは有利な環境といえるでしょう。

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資産運用のしやすさ

シンガポールは個人投資家にとっても有利な環境が整っています。株式やETFの売却益に対してキャピタルゲイン課税がなく、長期投資によるリターンをそのまま享受できるのが大きな特徴です。さらに、相続税や贈与税も存在しないため、資産を次世代に引き継ぐ際のコストも抑えられます。日本や欧米のように税制で投資リターンが目減りする心配が少なく、資産形成や相続対策の観点からも、シンガポールは世界的に見ても非常に有利な居住地といえるでしょう。

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安全

シンガポールが日本人にとって住みやすい理由のひとつに、治安の良さが挙げられます。
国全体として犯罪率が低く、夜遅くに一人で街を歩いていても安心感があります。特に女性や子ども連れの家庭にとって、この「安全さ」は大きなポイントでしょう。

もちろん海外である以上、スリや置き引きといった小さな犯罪がゼロではありませんが、日本と同じように「落とした財布が戻ってくる」ことも珍しくない国です。法律が厳しく、社会全体でルールを守る意識が高いことも、安心して暮らせる理由の一つです。

海外移住を考えるとき、「安全に暮らせるかどうか」は非常に重要な要素です。その点、シンガポールは日本と同じような感覚で安心して生活を始められるでしょう。

街には尋常じゃない数の監視カメラがあるせいか、ケンカなども見たことがありません

日本の食べ物が簡単に入手可能

海外移住でよく問題になるのが「食事の不安」です。
しかしシンガポールでは、日本の食材や調味料が驚くほど簡単に手に入ります。伊勢丹や明治屋といった日系スーパーはもちろん、一般的なローカルスーパーでも醤油や味噌、豆腐といった日本の食材が並んでいます。

また、日本食レストランやラーメン店も充実しており、外食で「日本と同じ味」を楽しむことも可能です。海外で暮らすうえで「食の安心感」は大きな支えとなり、シンガポールはその点で非常に恵まれた環境といえるでしょう。

マレーシアの田舎に住んでいたときは、日本食が食べられず、苦しみました😂

移住に不利な要素

生活費コストの高さ

一方で、シンガポール移住の最大のハードルは、やはり生活コストの高さです。特に以下の点で、日本より割高に感じることが多いでしょう。

家賃

最大の負担となるのが「家賃」です。
シンガポールでは外国人が購入できる住宅が限られているため、多くの日本人は賃貸に住むことになります。人気エリア(オーチャード、リバーバレー、タンジョンパガーなど)のコンドミニアムは、2ベッドルームでも月額40〜60万円程度することも珍しくありません。ローカル向けのHDBフラットを選べば比較的安く抑えられますが、それでも東京郊外の水準と比べると高めです。

教育費

子どもがいる家庭にとって、教育費も無視できません。
インターナショナルスクールに通わせる場合、年間で500万円を超えることも珍しくなく、学費は大きな負担になります。

医療費

医療水準は高いですが、費用も高額です。
現地の保険に加入していないと、ちょっとした診察でも数千円、日本語対応クリニックだとさらに割高になります。多くの駐在員や移住者は民間の医療保険に加入して対応しています。

外国人労働者は雇用の調整弁

「外国人労働者は雇用の調整弁」とシンガポール政府が公言しています。

これは、シンガポールの景気が悪くなってシンガポール人の雇用状況が悪くなる場合には、政府が労働ビザの条件を厳しくして、外国人労働者を帰国させ、シンガポール人の雇用を増やすということを示しています。

このため、労働者としてスキルがあったり高いポジションにあっても、労働ビザが出ないというリスクは常に付きまといます。

まあ、これは他の国でも同じかもしれませんね

まとめ

こうして見てみると、シンガポールは日本人にとって非常に移住しやすい国です。

安全で清潔な環境、日本食の豊富さ、移民に理解のある社会は大きなメリット。

一方で、物価の高さが唯一の大きな課題といえます。

移住先が決まってないなら有力な候補の1つになるでしょう!

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