シンガポールのローカルフードの代表格といえば、ラクサ(Laksa)。
ココナッツミルクを使ったクリーミーなスープが特徴の麺料理で、シンガポールには数多くのラクサ店があります。

私は普段、Toast Boxのラクサをよく食べています。
2026年のミシュラン・ビブグルマンに初選出された「King of Laksa」に行ってきたので、味や値段、行列の様子をレポートします!
King of Laksaは、Aljunied(アルジュニード)とClarke Quay(クラークキー)の2か所に店舗があります。



今回訪問したのは、ミシュランに掲載されたAljunied店。結論からいうと、これまで食べたラクサの中でいちばんのお気に入りになりました!
King of Laksaとは?
King of Laksaは、2025年にオープンした比較的新しいラクサ専門店です。
2026年には早くもミシュラン・ビブグルマンに選出されました。
2026年のミシュラン・シンガポール版では97店舗が選ばれ、そのうち新規選出は10店舗。King of Laksaもそのひとつです。



ラクサ好きとしては、これはぜひ食べてみたい!と思っていました。
元医師と工学出身の夫婦が始めたラクサ店
King of Laksaには、なかなかユニークな創業エピソードがあります。
お店を経営しているのは、Kotthikaさんと妻のQian Yuさんの夫婦です。
Qian Yuさんは、以前マレーシアの病院で小児科医として勤務していました。一方、夫のKotthikaさんは土木工学を学び、その後は金融プランニングやウェルネス関連の仕事を経験しています。
飲食業界の経験がなかった2人ですが、以前は健康指導に携わり、参加者に手作りのラクサを振る舞っていたそうです。
Kotthikaさんがラクサのレシピ開発を始めたのは2021年。
転機となったのは2025年のウェーサーカ祭のイベントでした。約60人に手作りのラクサを提供したところ、「お店はどこにあるの?」と何度も尋ねられたのだとか。
その反響を受け、2025年6月に最初の店舗を開業しました。
参考:
開業から約1年後の2026年7月には、ミシュラン・ビブグルマンに初選出。飲食業界未経験からの挑戦として、驚くような展開ですね。



こういう話を聞くと、夢があるなあ!と感じます。
King of Laksaの特徴は、油っぽくないラクサ
King of Laksaの大きな特徴は、油っぽさを抑えた独自のレシピです。
お店は、塩・砂糖・MSG(うま味調味料)・保存料を加えないことを特徴として掲げています。
一般的なラクサではスープの表面に油が浮いていることもありますが、King of Laksaのスープには目立った油の層がありません。
とはいえ、ココナッツミルクを使っているため、クリーミーさはしっかり残されています。


実食レビュー:エビ&貝入りラクサ(S$10)
訪問時の価格は、基本のラクサがS$6、エビまたはBlood Cockles(ハイガイ)入りがS$8でした。
糖質を抑えた麺もメニューにはありましたが、訪問時は注文できませんでした(売り切れだったのかもしれません)。
私が注文したのは、エビと貝の両方が入ったS$10のラクサです。


食べてみた感想
- 売り文句どおり、油っぽさは控えめ。それでもココナッツミルクのクリーミーさで食べたときは濃厚、後味はスッキリ!でした。
- Blood Cockles(ブラッド・コックルズ)は、日本の赤貝の仲間であるハイガイです(写真上部のピンク色の貝)。少し血のような独特の風味があるので、人によっては生臭いと感じるかもしれません。



この貝はKing of Laksaの特徴の1つ!気になる方にはぜひ貝入りを試してほしいです!
- 麺は短くカットされていて、箸よりもレンゲのほうが食べやすかったです。
- 量は結構多いです。それでも油っぽくないため、最後までおいしく食べられました。
ココナッツの濃厚さはそのままに、後味は軽やか。個性的だけど、優しくて、リピーターが多そうなラクサだと感じました!



これまではToast Boxのラクサが一番好きでしたが、今回の訪問でお気に入りが更新されました!
訪問時の注意点


- 11:30開店ですが、開店時にはすでに長い列ができていました。行列を避けたい方は、早めに行くのがよさそうです。
- 私は11時過ぎに到着しましたが、その時点ですでに並んでいる方がいました。
- 注文してからの提供も、体感では15分ほど。少し時間がかかるので、ゆっくり待つつもりで行くのがおすすめです。私は近くのドリンクショップでカラマンシージュースを買って待ちました。
King of Laksaの店舗情報
2026年10月現在、King of Laksaはシンガポールに2店舗あります。
Aljunied店(今回訪問・ミシュラン掲載店舗)
住所:118 Aljunied Avenue 2, #02-100, Singapore 380118
Sheng Siongスーパーマーケットの上、2階のFood Galleryというフードコート内にあります。Googleマップで開く
Clarke Quay店
住所:6 Eu Tong Sen Street, Clarke Quay Central, Singapore 059817
地下1階のSinfoodieフードコート内にあり、2026年にオープンした2号店です。Googleマップで開く
まとめ
シンガポールには有名なラクサ店がいくつもありますが、King of Laksaは健康を意識した独自のレシピと、ユニークな創業ストーリーが魅力のお店です。
飲食業界未経験の夫婦が開業し、約1年でミシュラン・ビブグルマンに選ばれたという創業ストーリーも印象的でした。
個人的には、今のところシンガポールで一番好きなラクサになりました!
参考記事









