シンガポールに駐在することになったけど炊飯器は持って行ったほうがいいのかな?
シンガポールでは電圧が違って日本の炊飯器は使えないと聞いたから、シンガポールで新調したほうがいいのかな?
シンガポールに移住する際には、どんな電化製品を持っていけばいいのか、気になりますね。この記事では、私たちがシンガポールに移住した際、炊飯器をどうしたのか、解説します!
記事を書いているのはこんな人
ぺとり
- シンガポールで妻・子供2人・ヘルパーさんの5人で暮らしています。
- 現在、現地採用でシンガポール勤務
- 過去に駐在員を経験
結論
この記事の結論は、【炊飯器は日本から持ってきた方が良い、ただし、日本の炊飯器をシンガポールで使うには変圧器が別途必要】です。
わがやでも、日本から持ってきた炊飯器が変圧器と一緒に元気に稼働しています。
日本の炊飯器はシンガポールで使える?
日本では100V、シンガポールでは200Vと電圧が違うため、日本の炊飯器をシンガポールで使う場合は変圧器が必要です。
変圧器が必要なもの・不要なもの
日本と電圧が違うシンガポールでは、特定の電化製品は、変圧器をつけて電圧を下げる必要があります。
変圧器が必要なものと不要なものは以下の通りです。
- 変圧器が不要なもの
- スマートフォン、パソコン、スマートフォン、タブレット、カメラ、ビデオカメラ、多くの電子機器(電源がACアダプタを使用している場合)
- 変圧器が必要なもの
- 電気ポット、コーヒーメーカー、炊飯器、電子レンジ、一部のヘアドライヤー(対応しているものもあります)
炊飯器には変圧器が必要です。
シンガポールで炊飯器を買うのはどうか?
シンガポールで炊飯器を買えば、もちろん、シンガポールの電圧に対応しているため、変圧器は不要です。
ですから、「変圧器を別途買うくらいなら、シンガポールで炊飯器を買ったほうがいいのではないか」と考える方もおられるかもしれません。
個人的には、とりあえず炊飯器は持ってきて様子を見ることをおススメします。
シンガポールでは炊飯器のラインナップが貧弱
シンガポールでも、炊飯器を買うことが出来ます。ただし、品ぞろえは悪く、日本のように、いろいろな商品から選べるわけではありません。
日本にいると忘れてしまいますが、日本人の、食に対する、特にお米に対する執着は大変なもので、炊飯器を作るメーカー側も大変気合が入っています。海外で同じようなものを買おうとしてもなかなか手に入りません。
試しに、アマゾン・シンガポールで「Rice cooker」と検索すると、609アイテムしか見つかりませんが、アマゾン・ジャパンで「炊飯器」を検索すると、10,000アイテム以上が見つかります。
日本、恐るべし!
海外では「とりあえず、炊ければいいんでしょ」という感覚
シンガポール含め海外では、お米は「とりあえず炊ければよい」のであって、可能な限り美味しく炊こうとか、炊き込みご飯もおいしく炊けちゃいますよとか、そういう感覚はあまりないと考えていただいた方が良いと思います。
マレーシア駐在中に、現地で炊飯器を買いましたが、本当にただ、釜が熱くなるだけで、一応炊けますが炊きあがりにムラがあり、まったく美味しくありませんでした。
海外生活でお米の存在は貴重
海外生活が長い方は経験があるかと思いますが、たまに日本のお米を食べたくてしょうがないときがあります。
幸い、シンガポールでは、日本米は簡単に手に入ります。ドン・キホーテ、日本食スーパーでも買えますし、我が家では、日本米はアマゾン・フレッシュにて、デリバリーしてもらっています。
ですから、お米を食べる上で日本米に対応した炊飯器の存在は結構大事で、あまり妥協しない方が良いかと思います。
お米さえあれば、梅干し・サケフレーク・塩昆布・明太子などのご飯のお供をおうちで楽しむことが可能です。
したがって、日本の炊飯器は、とりあえずいったん持ってきて、シンガポールでよい炊飯器が入手できない事態に備えることをおススメしますよ!
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