2024年より始まった新NISA、できることなら、一番お得な方法で積み立てたいですね。
この記事では、新NISAのクレカ積立について、最強の組み合わせを紹介します。
この記事を書いている人
- 数千万円を運用中。
- 楽天カード・三井住友カード・マネックスカード、au PAY カードでのクレジットカード積み立て経験あり。
- 新NISAをクレカ積立中。
そもそも新NISAとは?
新NISAとは、2024年1月より開始された制度です。従来の非課税枠が大幅に拡充されました。
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
- つみたて投資枠と、成長投資枠の併用が可能
- 年間投資枠の拡大(つみたて投資枠:年間120万円、成長投資枠:年間240万円、合計最大年間360万円まで投資が可能。)
- 非課税保有限度額は、全体で1,800万円。(成長投資枠は、1,200万円。また、枠の再利用が可能。)
年間最大360万円(120万円+240万円)を投資することが出来ます。
クレカ積立とは?
クレカ積立とは、クレジットカード積立のこと。証券会社によっては、特定のクレジットカードで投資信託を積み立てるだけでポイント還元があります。
クレカ積立は、新NISAの商品購入にも使うことが出来ますから、できるだけクレジットカードを使ってポイント還元を受けたいですね。
クレカ積立できるカードはどんなものがある?
クレジットカード積立のできるカードと証券会社の組み合わせは、以下のようなものがあります。
- 三井住友カード x SBI証券
- 楽天カード x 楽天証券
- マネックスカード x マネックス証券
- au Pay カード x au カブコム証券
新NISA施行前、私は上の4つ、全部を使って投資をしていました
クレカ積立に使うカードの選び方
クレカ積立に使うカードはどのように選べばよいでしょうか?それは、還元率が高くて、年会費が安いカードを選ぶ必要があります。
- 還元率が高いこと
- 年会費が低いこと
- (できれば)メジャーな証券会社との組み合わせであること
還元率
還元率は、投資商品の購入に対して、どのくらいポイントが還元されるかという割合です。月々5万円の投資信託を積み立てるとすると、還元率1%のカードでは、以下のように還元されます。
50,000円 x 1% = 500円
従って、月々500円、年間で500円 x 12か月 = 6,000円のポイント還元が行われるということです。
また、ポイント還元の対象となる月の投資額の上限は5万円です。
5万円以上、積みたてする予定なら、クレジットカードを複数使って複数の証券会社に投資することもできます(例えば、三井住友カードと楽天カードで毎月各社5万円ずつ、10万円を投資)
年会費
クレジットカードには、1年に一度、年会費の支払いが必要なものがあります。ポイント還元でせっかく、年6000円のポイント還元を受けられても、年会費の支払いがそれ以上にかかれば、結果的に損をしてしまいます。
証券会社
どの証券会社と組んでいるかも、重要です。
業界トップであるSBI証券および楽天証券は、非常に規模が大きく商品も豊富なので、何も問題ないでしょう。
一方、規模の小さい証券会社では、商品の取り扱いが少なかったり、手数料の高い商品しか売っていないといった問題があります。
例えば、クレカ積立できる証券会社の投資信託取り扱い本数は以下の通りで、かなり差があります。
- SBI証券:約2600本
- 楽天証券:約2550本
- auカブコム証券:約1700本
- マネックス証券:約1330本
今後、魅力的な商品が新しく発売されることも加味すれば、取り扱いの多いSBI証券か楽天証券にしておくのが無難でしょう。
新NISAのクレカ積立戦略
新NISA施行前は、年間の非課税枠は小さかったので、毎月、10万円、20万円という金額を積み立てる際には、複数のクレジットカード・証券会社を使ったほうがお得でした。
私は毎月20万円積み立てたかったので、4つのカードで5万円ずつ、4つの証券会社に投資していました。
一方、新NISAの非課税枠が年360万円に拡大されたことで、複数の証券会社に投資するよりも、NISA口座を開設している証券会社1社に全力で投資する方が得な状況となりました。
従って、最強のクレジットカードと証券会社の組み合わせを考える必要があります。
最強の組み合わせ7選
還元率が高く、かつ年会費が安いものを7つ選びました。
カード名 | 三井住友カード(NL) | 三井住友カード ゴールド | 楽天カード | 楽天ゴールド カード | 楽天プレミアム カード | マネックス カード | au Payカード |
証券会社 | SBI証券 | SBI証券 | 楽天証券 | 楽天証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | au カブコム証券 |
還元率 | 0.5% | 1.0% | 0.5% (*1) | 0.75% (*1) | 1.0% (*1) | 1.1% | 1% |
年会費 | 永年無料 | 通常 5,500円 ※年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 | 永年無料 | 2,200円 | 11,000円 | 初年度の年会費は無料、 次年度以降の年会費550円は、年間に1回以上のクレジットカードの利用で無料 | 年1回以上の利用で無料 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
結局どれがあなたにとって最強なのか?
次はそれを説明していきます。
あなたにオススメの組み合わせ
あなたに合ったオススメの組み合わせを紹介します。
最も無難な組み合わせ:三井住友カードゴールド x SBI証券
三井住友カードゴールド x SBI証券は最も、無難な組み合わせでしょう。
三井住友カードゴールドは還元率は1%と高く、年会費は5,500円ですが年間100万円の支払いで翌年以降の年会費永年無料となります。
年間100万円の支払いは、一見難しく見えますが、生活費の全てをクレジットカードの支払いにすれば、達成はそれほど難しくないはずです。
また、証券会社は業界トップのSBI証券で何も問題ありません。
困ったら、この組み合わせが最も無難でオススメです。
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楽天のサービスを利用している方:楽天カード x 楽天証券
何らかの楽天のサービスを利用している方は、楽天カード x 楽天証券の組み合わせがベストです。
楽天市場や楽天ふるさと納税では、楽天カードを作っているとポイント還元率がアップします。楽天プレミアムカードでは、更に還元率がアップします。
無印・ゴールド・プレミアムのどれを選ぶかは、積立のポイント還元だけでなく、楽天の他サービスとのシナジーを考慮して決めましょう。
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高い還元率を目指したい方:マネックスカード x マネックス証券
マネックスカードの還元率は、他が1%が最高であるところ、1.1%と高い還元率を誇っています。
また年会費は550円ですが、年1回以上の使用で無料になります。この使用には、クレジットカードの積立を含むので、積み立てを設定していれば、年会費は自動的に無料になります。
マネックス証券はアプリも使いやすく、オススメです!
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もっと!お得なクレジットカードの申し込み方
クレジットカードを申し込む際は、企業のサイトから直接申し込むより、ポイントサイトを経由したほうがお得です。
ポイントサイトとは?
「ポイントサイト」とは、さまざまな方法でポイントを貯めて、貯まったポイントを現金やマイルに交換できるサイトのことです。
例えば、ポイントサイトの大手である、ハピタスを経由して、クレジットカードを申し込むと、それだけでポイントが受け取れます。
1ポイント=1円相当です。
ポイントサイトでのポイント受け取りの手順
以下の手順でクレジットカードを申し込むとお得に発行できます。
- ポイントサイトに登録する
- 作りたいクレジットカードを申し込む
ただ、ポイントサイトに登録してカードを申し込むだけです!
手順①- ポイントサイトに登録する
まずは、ポイントサイトに登録します。
↑のボタンからの申し込みで、登録した時点でポイントがもらえます。
手順②- 登録後、作りたいクレジットカードを申し込む
カテゴリから「クレジットカード」を選んで、作りたいカードを選んで申し込みしてください。
受け取ったポイントは、右上に表示されます。
更に!お得な証券口座の開設方法
証券口座についても、ポイントサイト経由で開設すると、ポイントがもらえます。
まずは、登録して、どんなものがあるか、探してみましょう。
↑のボタンからの申し込みで、ちょっとお得に登録できます。
記事がどなたかの役に立てば幸いです。