子供と遊んでいて、何かの拍子で腕を引っ張ったら急に痛がるようになった・・・。
こどもの両手を引っ張ってブランブランして遊んでいたら、急に泣き出した。
腕を下げたまま、全然動かなさくなった・・・。
これは、『肘内障』かもしれません!
- 子どもの腕を引っ張るような動作をした。
- 子どもが腕を痛がるようになり、急に腕を上げなくなった。
- 目に見える外傷はないのに、腕を痛がる。
- 腕をわずかに曲げたまま動かそうとしない。
この記事では、我が家の長女が『肘内障』で腕が抜けた経緯、治し方をまとめます。
パパとママと手をつないでブランコ遊び
休日の買い物の帰り道。
長女(3歳)は、パパとママと手をつないで歩いていました。
たまに、2人に手を上に引っ張ってもらってぶらんぶらんとブランコみたいにして遊んでいました。
しかし、何かのきっかけで「手が痛い」と訴えるようになりました。
腕をみてみましたが、目に見える外傷はなく、私は、「手を引っ張って遊んだせいで、腕の筋が変な感じになってしまったのかしら」と思い、娘が手を痛がる理由が分からないまま、いったん家に帰ることにしました。
娘は腕が痛いと言って泣いていましたが、抱っこして歩いているうちに寝てしまったので「眠くて機嫌が悪かったのかな」と思い、布団をしいて娘を寝かせました。
ところが、昼寝から目が覚めても娘は「手が痛い!」と言います。
なにかがおかしい。
具体的な症状
- 子どもの腕を引っ張るような動作をした。
- 子どもが腕を痛がるようになり、急に腕を上げなくなった。
- 目に見える外傷はないのに、腕を痛がる。
- 腕をわずかに曲げたまま動かそうとしない。
これらの症状で、調べてみると『肘内障』という症状が該当しそうでした。
肘内障とは
肘内障とは、こどもに多く見られる症状とのことでした。
子供が手を引っ張られた後などに、痛がって腕を下げたままで動かさなくなります。
肘の靱帯から肘の外側の骨(橈骨頭)がはずれかかることによって起こります。
多くは、5歳以下の子供にみられます。
日本整形外科学会 症状・病気をしらべる
肘内障の治し方
整骨院などで、徒手整復を行えば治るとのこと。
徒手整復を行います。整復の後はいつもと同じように腕をつかってかまいません。ただ、手を引っ張られることによって繰り返すこともあるので、注意してください。
日本整形外科学会 症状・病気をしらべる
早速、家から徒歩10分程度の場所にある整骨院に娘を連れて行きました。
診断結果:やはり肘内障だった
家を出る前に念のため、娘の症状と、肘内障の症状とよく似ていることは整骨院に電話で伝えておきました。
整骨院につくと、早速、先生に診て頂きました。ちょっと肘を触るとすぐに、
「ああ!これは肘内障ですね!」との診断を頂きました。わかるひとなら触ればすぐ分かるようです。
そのまま、徒手整復
整骨院の先生は、すぐに娘の肘を手で押したり引いたりして、肘の靭帯(?)を元の場所に戻す作業(徒手整復)に入ってくださいました。
「スポッと入れば、すぐ終わることもあるんですけどねー」と言いながら、娘の肘を手で押したり引いたり。すると、10分ほどして、「入りました!」とのお返事。
すると、ずっと泣いていた娘がピタっと泣き止みました。なんと、もう全く痛くないようです。
手を曲げたり伸ばしたりしても全く支障ありませんでした。
その後、後遺症無し
その後の生活で全く、問題ありませんでした。
肘内障を繰り返すと癖になるとのアドバイス頂いたので、手を引っ張らないように気を付けて生活しました。
娘が「ぶらんぶらんして~」とねだってきても、「また手が痛くなったら困るから違う遊びしようね」と言って手を引っ張らないようにしています。
まとめ
- 子どもの腕を引っ張るような動作をした後、痛がるようなら肘内障かも。
- 整骨院や整形外科に診てもらうこと。
- 徒手整復で元の状態に戻してもらえば、以降は痛がらない。