インデックス投資を始めようと検討中のあなた。
始める前にこの記事を読んでおくと、インデックス投資の意外な弱点に気付けるかもしれません。
この記事では、インデックス投資を実践している私が、実際に感じている『心理的な弱点』について解説します。
インデックス投資の意外な弱点とは『めちゃくちゃつまらないこと』なんです!!
インデックス投資の意外な弱点は『つまらないこと』!!
『つまらないこと』が弱点ってどういうことよ!?
ピンとこない方もたくさんいらっしゃると思いますが、インデックス投資を実践しているインデックス投資家の多くから賛同を得られると思います。
インデックス投資は非常に優れた投資法ですが、すっごく『退屈』なのです。
ちなみにグーグル検索で「インデックス投資」とサジェスト検索すると、2番目に「インデックス投資 つまらない」が出てきます。
インデックス投資はやることがない
インデックス投資の方法は、インデックス投資信託を長期で定額積み立てすることです。
インデックス投資信託を何にするか、定額いくら買うかということは投資開始時には、悩むところですが、それを決めて設定してしまえば、証券口座が自動で定額積み立ててくれます。
従って、最初に設定を決めてしまえば、あとはやることが本当にありません。
なんなら1年くらい証券口座を見なくてもほとんど問題ありません。
慣れてくるとますます本当にやることがない
投資を初めて最初の1年くらいは、「今は安いから、いつもよりたくさん買っちゃおうかな!」といってスポット買いしてみたり、「違う投資信託も試しに買ってみようかしら」といって、いろいろアクションしていました。
ただ、投資開始から2年、3年と経つと、上がっても下がっても「何もしないこと」が最善手だと気づいてきます。
上がっても下がっても最初に決めた銘柄を定額買い付けるだけでいいのです。
「何もしないのが最善手」の理屈は別記事で解説したいと思います。
従って、慣れれば慣れるほど、何もしなくてよくなり、本当に「退屈」なのです。
インデックス投資を実践していれば退屈さを実感する時期が来る
「インデックス投資は退屈」ということは、インデックス投資家で本も執筆されている水瀬ケンイチさんも本の中で仰っていることです。
水瀬ケンイチさんの【お金は寝かせて増やしなさい】は、インデックス投資を実践するなら必読です ↓↓↓
私が本を読んだときはインデックス投資を始める前でしたから「インデックス投資が退屈」ってどういうこと?と思っていました。
でも、実際にインデックス投資を3年続けてみて、いまは「インデックス投資って超つまんねぇな!」と思っています。
競馬場にいるのに馬券を買えないような感覚
せっかく市場にいて株を買う資金もあるのに、インデックス投資では、いつも同じ銘柄・同じ額を淡々と買い付けることになります。
例えるなら、せっかく競馬場に来ているのに、馬券を買わずにレースを見ているだけ、という感じでしょうか?
「上がった!」「下がった!」「今度はこれが来る!!」と大盛り上がりしている市場の投資家の皆さんを横目に見ながら、自分は何もできないのでつまらないのです。
つぎに、実践的な退屈しのぎについて解説します。
少しでもつまらなさを軽減する方法
毎月の投資信託の購入日を自分で決める
水瀬ケンイチさんは、少しでも投資家気分を味わうため、毎月の定額積み立て日は自動で積み立てるのではなく、自分なりに「ここだ!」と思った日に決めているそうです。
10年~30年という長期で投資を行うインデックス投資では、月のどこで購入しようが、長期的に見ればほとんど差はありません。
従って、実質的にあまり意味はないのですが、自分で購入日を決めるとすれば、世界経済やニュースも気にするようになるでしょうし、とてもいい方法だと思います。
少額で好きな会社の株を買う
これは私が実践している方法です。
私は、リスク資産の1割は、自分の好きな会社の株を買って良いという自分ルールにしています。
私の投資センスでは、好きな株を買ったところでインデックス投資に勝てるとは到底思えません。しかし、インデックス投資だけでは超つまんねぇので、投資家気分を味わうために個別株を買う余地を与えています。
リスク資産の1割ですから、外しても、そんなに痛くないですし、好きな株を買えると思えば、いろいろ勉強するので退屈しのぎになります。
いまは、株主優待がもらえる日本株で面白そうなものをいくつか買っています。
オススメの株主優待については別記事で紹介します。
まとめ
- インデックス投資は優秀な投資法だが、反面、超つまらない。
- 投資家気分を味わう工夫を凝らして退屈しのぎしよう!