投資方針・実績

【初心者向け】投資信託の運用成績・手数料などの調べ方、オススメのインデックス投信を紹介

投資信託の調べ方

投信スーパーサーチを使って説明します。

わたし

投信スーパーサーチは楽天証券のサービスですが、口座を持っていなくても使えます。

投信スーパーサーチへ飛ぶと下記のような画面になります。

さて、表示されている通り、2600以上の投資信託が売られていますので、ここから、良い投資信託を選ばなければなりません。

ここで重視すべき基準は、2つです。

  1. 信託報酬(管理費用)が低いか?
  2. 純資産は大きいか?

順番に見ていきましょう。

信託報酬(管理費用)が低いか?

投資信託の手数料は、販売手数料、信託報酬、信託財産留保額などがありますが、最も重要と言えるのは、投資信託を持っているだけで手数料を取られる、信託報酬です。

補足

(1)販売手数料:
投資信託を購入するたびにかかる手数料のことです。インデックス型投資信託ではほとんどの場合、無料です(ノーロード商品といいます)。

(2)信託報酬:
個人投資家に代わって投資・運用を担う運用会社に支払われる手数料です。投資信託を持っているだけで、投資信託から自動的に手数料が抜かれます。

(3)信託財産留保額:
投資信託を換金(解約)した時に発生する手数料のことです。0.2〜0.3%の手数料がかかりますが、どの投資信託でも同程度かかるので、あまり気にしなくて構いません。

楽天スーパーサーチで、投資信託を信託報酬が低い順に並び変えるには「管理費用」の矢印をクリックします。

ソートすると以下のように表示されます。

これで楽天証券が扱っている2600以上の投資信託から最も信託報酬が低い投資信託が選び出せます。

eMAXISSlim米国株式(S&P500)が0.0968%で最も安く、次に、SBI・先進国株式インデックス・ファンドが0.1022%で次点です。

純資産は大きいか?

投資信託の純資産とは、投資信託時価の合計額のことを言い、投資信託の規模の大きさを表します。

わたし

純資産額が大きいほど、その投資信託にお金がつぎ込まれているとも言えます。

純資産が小さい投資信託は、不況や暴落時に売る人が増えると、投資信託の継続が不可能になってしまい、「繰上償還」と言って強制的にその投資信託の運用が終わってしまう場合があります。

従って、10年-20年と長いスパンで投資を考えているなら、ある程度、純資産が大きい投資信託を選びましょう。1000億円以上を1つの目安にするとよいと思います。

さきほど、管理費用順に並べた投資信託の純資産額を確認し、1000億円以上になっているものを確認しましょう。

これで、信託報酬が小さくて純資産も大きい、良さそうな投資信託が選べます。

上から、5つ選ぶと下記のようになります。

  1. eMAXISSlim米国株式(S&P500)
  2. eMAXISSlim先進国株式インデックス
  3. <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  4. たわらノーロード 先進国株式
  5. eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

わたし

次に上の5つの投資信託の運用成績を比較しましょう!!

投資信託の比較方法

比較したい投資信託の「比較」のチェックボックスにチェックを入れましょう。

右上の「比較リストを確認する」をクリックします。これでチェックを入れた投資信託の比較ができます。

すると、下記のような比較画面に移ります。

  • グラフが重なって見えないときは右の凡例のチェックを外すと、外したものは非表示になります。
  • 投資信託が始まった時期によって、グラフでは比較が難しい場合があります。
わたし

比較画面でいろいろいじって比較してみましょう!

オススメの投資信託

さて、ここまで投資信託の選び方について説明してきましたが、じゃあ結局何を買えばいいのか、という疑問は残りますね。

わたしは、下記の4つをおすすめします。

  1. eMAXISSlim米国株式(S&P500)
  2. eMAXISSlim先進国株式インデックス
  3. <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  4. eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー)

どれも信託報酬が小さく、純資産も1000億円を超える規模です。

「eMAXISSlim先進国株式インデックス」

「ニッセイ外国株式インデックスファント」

「たわらノーロード 先進国株式」

の3つは、いずれもMSCIコクサイ・インデックスという日本を除く先進国の株価動向を示すインデックスに連動する投資信託です。従って、どれを買っても成績は変わりません。

「たわらノーロード先進国株式」は、他の2つより若干手数料が高いですし、純資産も他の2つに比べ小さいので、わざわざ、たわらノーロード先進国株式を選ぶ必要は無いと思い、オススメから外しました。

「eMAXISSlim先進国株式インデックス」と「ニッセイ外国株式インデックスファント」は信託報酬をけん制し合って、片方が下げるともう一方も対抗して下げる形になっているため、現在、全く一緒です。どちらを買ってもほとんど同じですので、好みで選びましょう。

おわりに

投資信託の調べ方、比較の仕方、オススメの投資信託を説明してきました。

投資を始めるなら、まず証券口座を作らないといけません。

SBI証券と楽天証券は、業界で最も多い銘柄の投資信託を取り扱っているのでオススメですよ。

SBI証券と楽天証券、どちらがいいか解説した記事もあるので読んでみてくださいね。

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